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本日2022年9月23日未明、iOS16.0.2 の配信が開始されました。
iOS16の初期リリースである「iOS16.0」で話題となっていた不具合の解消状況や、新たな不具合の発生状況等についての情報を紹介します。
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iSO16.0.2のアップデート情報
iOS16からiOS 16.0.2 にアップデートしようとした際に表示されるアップデート内容では、以下の不具合修正等が案内されています:
このアップデートには以下のバグ修正とiPhone用の重要なセキュリティアップデートが含まれます:
- iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで一部の他社製Appを使用して撮影するとカメラが振動して写真がぼやけることがある問題
- デバイスの設定中に画面全体が黒くなることがある問題
- App間でコピー&ペーストすると、許可を求めるプロンプトが想定より多く表示されることがある問題
- 再起動後にVoiceOverが使用できないことがある問題
- 一部の修理済みのiPhone X、iPhone XR、およびiPhone 11の画面でタッチ入力が反応しなかった問題に対処
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
このアップデート情報から、ペーストを行う許可を求める表示「~に~からペーストしようとしています。よろしいですか?」が何度も繰り返し表示されてしまうとの声が目立っていた問題が、今回行われた修正の対象となっている訳ではないことが分かります。ただし、あくまで数が減ったのみで、すべての許可確認表示が出なくなった変更ではない点に注意が必要です。
その他の不具合の修正状況について
iOSのアップデート情報にすべての不具合修正点が必ず掲載されているわけではないため、記載のない修正が行われている場合があります。またその一方で、発生しているすべての不具合が修正されているということでもないため、iOS16.0で発生している不具合がiOS16.0.2でも継続している場合があります。
現時点で分かっている修正されていない不具合の代表例としては、「強力なパスワード自動生成後のパスワード編集でSafariがフリーズする問題」があります。
また、ゲーム運営からのアナウンスも出されている「3本指タップで表示されるメニューが不要な箇所でも表示されてしまう問題(不具合と見なすかどうか意見が分かれる)」についても、特に変更はないようです。
新たに発生している不具合について
一方、まだリリース間もない段階ですが、今のところ新たにiOS16.0.2で発生するようになった不具合については確認されていません。
引き続き非対応アプリに注意
なお、引き続きiOS16への対応が完了していないとの案内が出されているアプリについては、今後のアプリ側での対応を待つようにしてみてください。
もうアップデートしても良さそう?
iOS16.0にアップデートせず、iOS15にあえて留まっているユーザーにとっては、「iOS16.0.2」がリリースされたことで、もうアップデートしても大丈夫になった?が気になるポイントのひとつかと思われます。
こちらは具体的にiOS16.0とiOS16.0.2との差、つまり、修正されたアップデートの中に、iOS16にアップデートしない理由となっていた不具合がすべて含まれているようであればiOS16.0.2でiOS16にアップデートするのも悪くないかと思われるのですが、iOS16.0でアップデートしない理由とされていた不具合の多くが修正された、というほど多数の修正が行われたバージョンではない印象です。
また、各アプリの対応状況がこのiOS16.0.2アップデートで大きく変化するというものでもないことなどから、iOS16の改善アップデートをきっかけにiOS16へのアップデートを行おうとしている場合であれば、今後リリースされると予想されるiOS16.1(場合によってはiOS16.0.3等)を待つのがよいかと思われます。
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