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公開されているほしい物リストから商品を購入して送りたいな、と思って手続きを進めていると、突然「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」エラーが表示され、「購入できない」「送れない」と困ってしまう場合があります。
今回は、この「ほしい物リストの商品が送れない」問題に関する情報や注意点などを紹介します。
※このエラーが表示される際、文字化けが発生する場合があります。
※2024年1月4日現在、能登半島地震を支援する団体のほしい物リストの内容を購入した際にこのエラーが発生するケースが多くなっている模様です。
目次
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「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」エラー
Amazonの「ほしい物リスト」で公開されている商品を購入しようとした際に、お届け先を選択した直後、次のエラーが表示されてしまう場合があります:
ご注文いただいた商品のいくつかに問題がありました(詳細は下記をご覧ください) :
・...この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません。
このエラーメッセージは、カート画面の上部に表示されるエラーメッセージと、個別の商品に対して表示されるメッセージの2つから構成されます。
複数の商品をカートに入れていた場合、その中の一部にのみ、後者のエラーメッセージが表示される場合があります。
エラーが出る商品に特徴がある
このエラーが発生した際、商品の出荷元が「Amazon」になっている商品にはエラーが発生せず、Amazon以外の販売元等が出荷元になっている商品にだけエラーが発生する、という特徴がある場合があります。
「発売元」などとして、Amazon以外が表示されている状態です。
※本記事後半で紹介する設定項目では、「販売者」のほうが問題となりそうな表記となっていますが、エラー発生の有無を確認する限り、「販売者」がAmazonでなくとも、「出荷元」さえAmazonであればエラーが発生せず、エラー発生の有無は、「出荷元」がAmazonかどうかで変わっているようです(2024年1月4日時点)。
つまり、とある「ほしい物リスト」で必ずエラーが発生する、というわけではなく、商品によって発生したりしなかったりする場合がある、という特徴があります。
エラーの原因と関連する警告
このエラーと関連する警告が、レジ画面の「受取場所を選択」に表示される場合があります。
それは、以下の「重要なお知らせ」です:
ギフトの受取人が、お届け先住所を第三者の出品者と共有するように指定している場合、受取人のほしい物リストから出品者の商品をギフトとして注文し、登録されている住所にお届けすることができます。受取人がこの指定をしていない場合、第三者の出品者が販売している商品のご購入時には、注文者がご自身でお届け先住所を入力する必要があります。
少しややこしい警告ですが、「販売元がAmazonではない商品は、販売元に対して、ほしい物リストを公開している人の住所を改めて提供しなければ、商品を送って貰うことができない(Amazonに対しては既に開示されているため)」と考えると、イメージしやすいかと思います(※「販売元」を「発送元」に置き換えるとより分かりやすいのですが)。
そして、この「住所の提供」を許可する設定をしていない場合、商品によってはほしい物リストからの購入ができない、という状態になってしまいます。
確認したい設定(「ほしい物リスト」を公開している人の操作)
そのため、ほしい物リストの設定に問題がないことが、重要となります。
この設定の確認は、「ほしい物リスト」を公開している側で行います。
まず最初に、Amazonのサイトにアクセスし、該当する「ほしい物リスト」の画面を開きます。
そして、ほしい物リストの右上にある「・・・その他」と書かれたボタンをクリックします。
すると「管理リスト」という設定ダイアログが表示されます。
ここで「お届け先住所」を選択していると、「配送先住所を販売者と共有する」という項目が表示されます。
ここにチェックを入れることで、販売者がAmazonでない場合にも、ほしい物リストの商品を、登録住所の選択によって(購入してくれた人に入力して貰わずに)購入することが可能となります。
詳細について、以下も確認してみてください:
不具合発生中か
しかしこの設定画面には、次の記載もあります。
出品者による商品の購入で問題が発生しています。すぐに修正します。
出品者、つまり、Amazonではない販売者が販売する商品の(ほしい物リスト経由の)購入に、何らかの問題(不具合)が発生しているとのことです。
したがって、この設定をしていても、購入できない問題が発生している状況とのことで、現在多く発生しているエラーも、この影響による可能性があります。
対策
そのため、設定を変更しても(してもらっても)エラーが発生してしまう場合には、何らかの別の手段によって、回避を行うこととなります。
その具体的な回避手段(対策)として、いくつか具体的な方法を紹介します。
対策(購入者向け):住所を入力する
まず、購入者が、「ほしい物リスト」を公開している人が登録している住所(=「ギフトように登録された住所」)を選択せずに、直接住所を入力する、という方法があります。単純に、「ほしい物リスト」に掲載されている商品を、直接相手の住所に配送してプレゼントする、というような購入方法です。
住所を入力する必要があるため、購入者に住所を伝える必要がありますが、見落としやすい対処方法です。
対策(購入者向け):住所を入力する
その他、購入者にできる別の対処方法としては、ほしい物リストにある商品のうち、エラーが出ない商品だけを購入するという方法です。
前述の通り、商品の販売元(発送元)によって、エラーが発生したりしなかったりするため、商品を変更して試し、エラーが出なかった商品だけを購入します。
どの商品であっても、ほしい物リストに掲載されている商品を購入してあげたい、といった場合には、この回避方法の利用も検討してみてください。
対策(ほしい物リスト公開者向け):Amazonが販売している商品を掲載する
ほしい物リストを公開している側でできる手堅い対処方法としては、掲載する商品を、Amazonが販売元・発送元になっている商品を掲載する、もしくは、そうした商品だけを掲載する、という方法があります。
在庫の状況などにより、Amazonではない出品者の販売・発送になってしまう可能性がありますが、エラーの発生を減らし、商品を受け取りやすい状態にするために、商品を変更する(もしくは増やす)ことも検討してみてください。
参考
付録:英語設定の場合
英語設定でAmazon.co.jpを利用している場合、エラーメッセージは以下のようになります(商品名が英語になるためか、文字化けが発生しなくなる場合があります):
There was a problem with some of the items in your order (see below for more information):
We're sorry. This item can't be shipped to a Wish List or gift registry address.
また、警告表示は以下のようになります:
Important Message
Some Amazon customers have allowed us to share their shipping addresses with third-party merchants so all orders from their Wish List and gift registries can be fulfilled. If you are purchasing a third-party item off the Wish List or gift registry of a customer who has not given us this permission, you may need to provide us with their shipping address.
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