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マイナポータルアプリでマイナンバーカードを使用してログインしようとした際に、「電子証明書の検証に失敗しました お住まいの市区町村の窓口で電子証明書を更新してください。 (EI123-2008) - (MPA-IS-I05)」と表示される場合があります。
このエラーが表示されてしまう原因や対策および注意点について紹介します。
目次
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「お住まいの市区町村の窓口で電子証明書を更新してください」エラー
マイナポータルアプリからマイナンバーカードの読み取りを行ってログインしようとした際に、次のエラーが表示されてしまい、何度やり直してもエラーでログインできない状態になって困ってしまう場合があります。
電子証明書の検証に失敗しました
お住まいの市区町村の窓口で電子証明書を更新してください。
なお、システムのメンテナンス中で、ご利用いただけない場合がありますので、詳細はマイナポータルのトップページのご案内をご確認ください。
(EI123-2008) - (MPA-IS-I05)
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「電子証明書を更新してください」と書かれているものの、「電子証明書って何か更新っていう作業をしないといけないの?」と、疑問に思ってしまうかもしれません。
電子証明書には有効期限がある
まずこのエラーに関してひとつポイントとなるのは、マイナンバーカードに内蔵されている「電子証明書」と呼ばれるものには、マイナンバーカード自体の有効期限である約10年間(10回目の誕生日。未成年者は5回目の誕生日)とは別に、電子証明書の有効期限が設けられています。
マイナンバーカード総合サイトにも次の記載があるとおり、発行日から5回目の誕生日まで、となっています。未成年でない場合は、電子証明書の有効期限のほうが短くなっています。
電子証明書の有効期間は、年齢問わず発行日から5回目の誕生日までに設定されています。
(引用元)
そして、この有効期限が切れてしまっていると、今回の「お住まいの市区町村の窓口で電子証明書を更新してください」というエラーが発生します(2024年2月現在)。
エラーの原因
したがって、このエラーが発生した場合は、このマイナンバーカードに保存されている電子証明書の有効期限切れ、が考えられます。
電子証明書の有効期限が過ぎてしまっている場合は、マイナポータルへのログインだけでなく、マイナンバーカードの電子証明書を使用して行うコンビニでの住民票の写しの交付や、マイナンバーカード方式によるe-Taxの利用(確定申告など)が利用できなくなります。
メンテナンスの可能性もある
なお、エラーメッセージには、「システムのメンテナンス中でご利用いただけない場合がある」とあり、有効期限切れとは別に、システムのメンテナンス中であることが原因となっていることも考えられます。
マイナポータルのメンテナンス情報は、マイナポータル公式の「メンテナンス・重要なお知らせ」ページより確認することが可能です。
対策:期限切れ状態から復活するのに必要なのが「更新」作業
「有効期限切れ」となってしまったマイナンバーカード内蔵の電子証明書を、再び利用できる状態に戻す手続きが、「更新」と呼ばれる手続きです。
そしてこの電子証明書の更新を行うには、窓口で手続きを行う必要があります。
市役所、区役所などで行うことができます。
注意点
しかし、手続きできる場所や時間帯が別途設定されていたり、市区町村によっては、更新手続きに事前予約が必要となる場合もあるため、事前に市区町村の公式サイトで、電子証明書の更新手続きを行う方法について確認してから、役所へ行くようにしてみてください。
公式ページの例
例えば横浜市では、予約制が取られている地域があることが、次のページにて説明されています(2024年2月4日時点)。
- 神奈川県横浜市:マイナンバーカードの電子証明書の新規発行・更新について 横浜市
その他の市区町村の、電子証明書の更新手続きについて紹介している公式ページの例を、いくつか紹介します(人口が多い市区町村からいくつかピックアップしています)。電子証明書の更新や、更新しないとできなくなること、などに付いても情報が掲載されています。
関連・参考
- マイナンバーカード方式について| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
- J-LIS 署名用パスワードをコンビニ等で初期化・再設定(※電子証明書自体ではなく、パスワードの話です)
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