【マイナポータル】マイナンバーカードの読み取りができない・反応しない・失敗する場合の対策まとめ

マイナンバーカードをAndroidスマートフォンやiPhoneで読み取る場合、それぞれ以下のような画面が表示されます：

マイナンバーカードのセット

マイナンバーカードをスマートフォンにかざし、処理が完了するまでしっかり固定してください。

スキャンの準備ができました

しかしこれらの読み取り状態でマイナンバーカードの上にiPhoneやAndroidスマートフォンを重ねてみても読み取りが反応せず、読み取りに失敗してしまう場合があります。

例えば、iPhoneおよびAndroidスマートフォン、それぞれ次のエラー（El140-3703、EA240-3801など）が表示される場合があります：

読み取りに失敗しました（iPhone）

カードの読み取りに失敗しました

iPhone の上部がカードの中央に重なるように置き、読み取りが完了するまで iPhone とカードを動かさないでください。金属製の机の上では、カードが認識されない場合があります。
(EI140-3703)

[もう一度カードを読み取る]
[中止する]

カード読取中はカードを動かさないでください。
もう一度カードを設置してください。
(EA240-3801)
[OK]

対策について

このように、マイナンバーカードの読み取りができない場合は、いろいろな原因が考えられるため、複数の対策を試してみてください。

ケースから外す

まず、AndroidスマートフォンやiPhoneにカバー／ケースを付けている場合は、カバー／ケースを外してからやり直してみてください。

手に持って読み取りを行う

また、特にiPhoneの場合、「机にマイナンバーカードを置いて、その上にiPhone本体を重ねて置く」ような手順が説明されているようにも見えるのですが、机にマイナンバーカードとiPhone本体を重ねて置く場合、その机の材質などの影響も受けてしまうため、マイナンバーカードを左手に持った状態で、Androidスマートフォン／iPhoneを右手で持ってマイナンバーカードの上に重ねるようにして読み取りを行ってみてください。イメージとしては、Suicaを改札に重ねるような感覚です。

読み取り位置を変える

iPhoneの場合は、本体背面の少し上部がマイナンバーカードに重なるようにしますが、Androidスマートフォンの場合は機種によって反応する場所（読み取りに使用される場所）に違いがあります。反応しない場合は、マイナンバーカードと重ね合わせる位置を変えてみて、読み取れるかどうかを試し直してみてください。

動かさないで読み取りを行う

そのように読み取り位置を調整する場合にも気を付けておきたいのが、カードと端末の位置を動かしながら読み取りに成功する位置を探るのではなく、動かしてはしばらく止める、というのを意識してみてください。

読み取るときに動き続けているのではなく、読み取るときは一旦止まって、読み取りに成功するのを待つようにしてみてください。

読み取り自体は行われるものの、読み取りを行った結果、電子証明書の検証失敗エラーが発生してしまう場合があります。このエラーを見てマイナンバーカードの証明書の更新が必要なの？と思ってしまうユーザーも多いようなのですが、ただやり直すだけで解消される場合があるため、注意が必要です。

詳細はこちらで紹介しているので参考にしてみてください：【マイナポータル】「電子証明書の検証に失敗しました(EI123-2303) – (MPA-IS-I05)」エラーでマイナンバーカードの読み取りに失敗する問題と対策について

• 【マイナポイント】「エラー[MKCZ405E]マイナンバーカードが読み取れません」で読み取りできない原因と対策について（iPhone／Androidそれぞれの発生例と対策）