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2018年11月11日13時20分頃より、佐川急便からのメッセージと思われるSMS「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認下さい。 」のようなメッセージが届くユーザーが急増しています。
「佐川急便からSMSなんて届くことあるの?」「家に居たのに不在連絡が来た」「不在票が入ってなかった」「何が届くのか分からない」「Apple IDとパスワードはどうして入力する必要があるの?」「Apple製品を買った覚えがない・間違えではないか」などの疑問について紹介します。
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突然佐川急便から不在通知が届く
現在、添付URLを見る限り「佐川急便」からのものに見える次のような不在連絡SMSメッセージが突然届くユーザーが急増しています。
お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認下さい。
http://****/
Appleの認証画面
リンク先を開くと、佐川急便のウェブサイト(のように見える偽サイト)が開きます。
そこから「貨物追跡サービス」や「再配達のご依頼」などのボタンをタップして再配達しようとすると「Appleの認証」というページが開いて、「Apple ID」および「パスワード」の入力が必要になります(実はiPhoneの場合のみ、このAppleの認証ページが開き、Androidスマートフォンを利用している場合は、sagawa.apkのダウンロードが始まります)。
Appleの認証
Apple社から送られた製品はセキュリティ許可の認証が必要となります。
Apple ID:[Apple ID を入力してください]
パスワード:[パスワードを入力してください]
[認証コード送信]
またiPhoneのSafariから閲覧した際、URLのところに「安全ではありません ****.com」のような警告が表示されるのも一つの特徴です(表示されない場合もあります)。
偽のメッセージ
実はこの現在急増中のメッセージは、本物の佐川急便から送信されたものではない、偽物のメッセージです。
指示に従ってApple IDとパスワードを入力して先に進んでしまうと、Apple IDが乗っ取られ、勝手に課金・支払いをされてしまう被害にあう可能性があります。
対策について
そのため、このメッセージが届いてもまず開かないようにしてください。
そして開いてしまったとしても、Apple IDやパスワードを入力してしまわないように注意してください。
また、もしApple IDやパスワードを入力してしまった、という場合には、iPhoneの購入元(販売店)のキャリア(docomo・au・SoftBankなど)に相談し、不審なキャリア決済が行われていないかなど、被害の状況を確かめつつ、Apple IDのパスワード変更などを行うようにしてください(※こういった場合、乗っ取った側がパスワードを変更しているケースもありますが、実際のところパスワード変更をするメリットが少なく、乗っ取った側は極力利用者側に気が付かれないようにお金を騙し取って次へ進んでしまいたいこともあってか、パスワードが変更されていない場合も多いです。ひとまずパスワードが漏れてしまったことに違いはないので、どちらにしてもパスワード変更を試してみるようにしてください)。
以前より被害が続いている偽SMS送信
このSMSメッセージは、今年の初めから多い状態が続いています。
この偽物のメッセージに関するより詳しい情報はこちら「佐川急便のSMS不在連絡「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました」は本物?詐欺?こんなことあるの?について」を確認してみてください。
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2019年6月18日(火) 19:28
日本郵政を名乗る、同じ内容のメッセージが届き、同じようにAppleIDとパスワードを要求されました、、