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AndroidのTwitterアプリを更新したら起動しない不具合と対策について

Twitter (634) Twitter-Android (64) Twitter-障害情報 (101)

本日早朝頃より、Android版Twitterアプリを最新版(8.28.0-release.00)にアップデートしたところ、アプリが起動できなくなってしまった、というユーザーが急増しています。

この問題の発生状況および現在「直った」との声のある修正方法などについて紹介します。

【最新情報(2020年2月1日深夜1時~)】Twitterアプリが起動しない障害が発生中です。詳細はこちら

「アプリを更新したらアプリに入れなくなった」問題発生中

本日2020年1月22日午前6時頃より、Android版のTwitterアプリを最新版である8.28.0-release.00へアップデートしたところ、Twitterアプリを開こうとしてもクラッシュしてしまうようになり、起動しない、との声が急増しています。

アプリを最新版にアップデートしてからTwitterアプリをタップしてみても必ず強制終了してしまい、以下のようなエラーが表示されてしまいます:

「Twitter」が繰り返し停止しています
・アプリ情報
・アプリを閉じる
・フィードバックを送信

問題が発生したため、[Twitter]を終了します

追記:Twitter公式のTwitterアカウントから、現在アプリがクラッシュする不具合が発生していることが告知されました。修正時に改めて告知するとのことですが、夜になっても(22時現在)修正の告知は行われておらず、実際にTwitterアプリが起動しないユーザーが現在も発生し続けている状態です。

原因

表示されたエラーの「フィードバックを送信」を開き、送信される情報の中の「スタックトレース」を確認すると、「SQLiteException: no such column」エラーが記録されており、アップデート後のマイグレーション(アプリ内のデータを引き継ぎながら、保存形式を変更する作業)が正しく行われていない等、アップデート後のアプリ内にあるデータが、アップデート後の新しいアプリから正しく読み出せない状態になってしまっているようです。

全ユーザーで発生している問題ではないため、特定の環境下でこのようなアプリ内のデータが破損するケースがあったものと思われます。

対策について

現在発生中のこの問題に関しては、多くのユーザーが様々な対策を試しており、いくつかの方法で復旧できる模様です。

また、直接復旧するのではなく、別の手段を使ってTwitterを見たりツイートしたりできるようにしておく、という回避方法もあります。

それぞれ人気の対策・回避方法を紹介し、特徴もあわせて説明するので、自分に向いている方法を探してみてください。

1.ストレージを消去する(ユーザーデータを削除する)

Androidの「設定」アプリを開き、「アプリと通知(※Androidバージョンによって表記は異なりますが『アプリ』と名の付く項目を開けばOKです)」に表示されるアプリの一覧から「Twitter」を開きます

そうしたら、「ストレージ」もしくは「ストレージとキャッシュ」をタップしてから、「ストレージを消去」をタップした上で、「アプリのデータを消去しますか?このアプリのすべてのデータ(ファイル、設定、アカウント、データベースを含む)が完全に削除されます」と表示されるので「OK」をタップして実行します。

なお、このときいろいろなデータが消去されると表示されますが、あくまで端末の中に保存されているデータを消す、という話なので、Twitterのサーバーに保存されているアカウントの情報やツイート・DMなどが消えてしまうわけではありません。

すると「ユーザーデータ」および「キャッシュ」の両方が削除されます。

この状態で再度Twitterアプリを起動すると正常に起動することができ、ログアウトもされておらず、表示中の状態や端末ごとの設定がリセットされたり、端末内に保存されている下書きツイートが消えてしまう程度で利用を再開できている、というユーザーが多いようです。

※この方法は、Twitterアプリ内のデータを一度削除して再度作成させることに相当するため、「原因」で紹介したような破損してしまった状態にあるアプリ内データを強制的に再作成し、問題のない状態にできていると考えられるため、説得力のある対策手順です。

2.再インストールする

最新版にアップデートしたTwitterを一度アンインストールして入れなおす、という方法でも復旧できていユーザーが多いようです。

こちらもアプリが起動できるようになるのですが、再ログインが必要となり、ログインをし直す(パスワードを入れ直す)のが面倒であったり、アプリを再ダウンロードするのにかかる通信量が必要になるなど、ストレージの消去と比べるとデメリットが少し多くなる方法ではあります。ただし手順が一般的で案内しやすい対策といえます。

3.ブラウザ版を使ってしばらく様子を見る

また別の方法として、ブラウザ版Twitterを利用する方法を実施しているユーザーも多くなっています。

この方法は、設定の変更などでアプリを起動できる状態に直すことを一旦行わずにそっとしておき、全く別の方法(ブラウザ版)を使ってツイートを見たり、ツイートしたりをできる状態にする、という方針の対策で、「起動しない」という問題の発生を修正するものではありません。そのため、アプリの動作の復旧を待つ(Twitter社側の対応完了を待つ。ただし今回は原因的に難しそうです)か、もしくは、修正版アップデートを待つこととなります。

しかし、設定画面の中を触ったり、アプリダウンロードの通信をせずに済むなど、非常に無難な方法で、設定画面内をあまり操作したくないタイプのユーザーに向いた対策方法です。

追記:同時に「リストが開けない」不具合も発生中(2020/01/22 22:30)

追記:修正版アップデートがリリース(2020/01/23 8:50)

修正版アップデートを公開したことが告知されました。

最新版となるバージョン8.28.2-release.00が公開されています。最新版へのアップデートを行ってみてください。

関連情報:最近も類似の不具合が発生

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