【マイナポータル】「カードの読み取りに失敗しました（エラーコード「115」）」エラーで電子署名の付与ができない問題や原因について

現在、マイナポータルからの特別定額給付金の申請を行う際に必要な「電子署名付与（STEP7）」にて、マイナンバーカードの読み取り成功メッセージ（Safariを確認してください 電子署名の付与に成功しました」は表示されるものの、Safariに戻ると次のエラーが表示されてしまっており、申請を続けることができない状態になってしまうユーザーが多数発生している模様です。

カードの読み取りに失敗しました。
お手数ですが画面上部または下部「お問い合せ」よりヘルプデスクへご連絡いただき、エラーコード「115」をお伝えください。

このエラーの発生原因について、「引っ越し（住所変更）を行ったものの、マイナンバーカード内の署名用電子証明書の情報が前の住所のままになっている」といったケースがどうやら含まれているようです。

追記：本日14時頃、マイナポータル公式サイトにこの「エラー１１５」の原因について、「引っ越しなどにより電子証明書が失効している場合に表示されます」とのよくある質問の掲載が開始されました：

「エラー１１５」の表示は、引越しなどにより電子証明書が失効している場合に表示されます。お住まいの市区町村の窓口で、電子証明書の再発行を受けることができますので、お住まいの市区町村にお問い合わせ下さい。

（引用元）

その他、電子証明書の情報の問題が発生している可能性があるため、次の記事などを参考にして、マイナンバーカードの電子署名に記録されている住所を確認したり、電子署名の有効性の確認（失効済みになっていないかの確認）を行ってみてください。

• 手順の参考：マイナンバーカードに記録されている内容（署名用電子証明書）を確認する・有効性を確認する方法（JPKI利用者ソフト＋iPhone）

ここでマイナンバーカードの情報が現住所や現在のその他の利用者の情報と食い違っていたり、失効済みと表示されてしまう場合は、マイナンバーカードの内容の書き換え・更新など、何らかの対応が必要な状態であると考えられます。

ただし、マイナンバーカードの情報に問題がある場合は個人での対応ではなく、役所側での作業が通常必要となるため、まずは電話で役所に相談し、必要な手続きを確認するなどして、有効な電子署名が記録されたマイナンバーカードを入手するようにしてみてください。

なお、（特に）特別定額給付金の申請の場合は、今からマイナンバーカードの情報を書き換えるよりも、郵送による手続きを行った方がより安全（役所へ行く必要がないため）である可能性があります。そのあたりもよく検討した上で対応する用にしてみてください。