情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【Chromebook】Canonのプリンターを設定し印刷する方法に関する失敗パターンと代替案や注意点について(プリンタの追加失敗、Canonアプリ経由での印刷失敗、Chromebook内Linuxへのセットアップ失敗など中心)

ASUS Chromebook C223NA (10) Chromebook (17) プリンター (4)

Chromebook からCanonのプリンターを使って印刷してみようとしたところ、プリンターの追加(設定)ができず、いろいろな試行錯誤を行いました。

今回は、その試行錯誤の内容(失敗がほとんど)を紹介します。そして結局普通の「プリンター追加」ができなかったため、「代替案」も合わせて紹介しておこうかと思います。

なお、「Googleクラウドプリントはあと2ヶ月でサービス終了なので基本候補から外す」「PPDファイルは直接メーカーからPPDファイルとして提供されているもののみを利用し、そういった提供がない場合は他の方法を探す」という制限を加えた上での試行錯誤や代替案なので、この点には注意してください。

※「試行錯誤」が長くなりすぎたので、冒頭に「おすすめ」の情報を「まとめ1」「まとめ2」としてまとめました。そのまとめ部分を読みつつ、何か詳しい失敗パターンなどを参考にしたい場合は、そこから続く失敗例や試行錯誤内容を参考にしてみてください。

※「試行錯誤」の内容、特に後半は、かなりごちゃごちゃしていますが、その断片が何か別の人の試行錯誤の参考になれば、という気持ち優先で、消さずに残しておきました。

※2020年10月に試した状況であり、今後近いうちに何らかの改善があるかもしれません(クラウドプリント終了が近づくので)。また、利用したChromebookは「ASUS Chromebook C223NA」で、Chrome OSのバージョンは「バージョン: 86.0.4240.77」です。

注意:Googleクラウドプリント(クラウド印刷)は2020年12月31日で終了予定

以前「Chromebookでの印刷」と言えば、Googleから提供されている「Googleクラウドプリント」を利用する、というのが定番でした。

しかしGoogleクラウドプリントは2020年12月31日での提供終了が発表されており残り2ヶ月ほどしか利用できないため、今回はそれ以外の手段での印刷を試みました

注: Google クラウド プリントのサポートは 2020 年 12 月 31 日で終了します。Chrome から印刷する他の方法をご確認ください。

引用元

現在は、Googleクラウドプリントの「代わり」の手段として、通常の「プリンター追加」機能が以前より充実しています。

しかし今回、その「プリンター追加」に失敗し続け未解決となってしまったこと(※このあたりはプリンターのメーカーや機種への依存が激しそうでした)、そしてその失敗した手段が今後Googleクラウドプリントの終了とともに成功するようになる可能性なども考慮すると、印刷機能への依存度合いによっては「ひとまず2ヶ月間でもGoogleクラウドプリントを使っておく」という方針もあるのかもしれません(このあとの「まとめ」でも言及します)。

まとめ1:試したこと

今回、Chromebook(ASUS Chromebook C223NA)から、キヤノン製のプリンター「Canon PIXUS MG7130」を利用した印刷を行うために、大きく分けて以下の方法を試しました(それぞれの中で細かい試行錯誤もありました):

  • プリンターの自動設定
  • プリンターの手動設定(機種選択)
  • プリンターの手動設定(公式提供されているPPDファイル利用)
  • Linux(ベータ版)機能を利用したプリンターの利用

しかし、いずれもうまく行きませんでした(※プリンターがクラウドプリント以外の方法を提供、つまり自動設定や、手動設定で機種が選べたり、.ppdファイル配布などでChromebookに対応していれば手順通りすれば良いはず)。

プリンターの自動設定が利用できる機種であれば、プリンターの一覧画面に表示されたプリンター名の横に表示される「設定」ボタンをクリックしたら追加されて終わり、という簡単な操作が可能なのですが、そこがエラーになってしまい、その代わりの手動設定も利用できず、といった流れです。

まとめ2:いろいろ試行錯誤した結果の結論(おすすめの代替案)

いろいろ試行錯誤した結果、通常のプリンター追加ができない場合に一番良さそうだったのは、印刷から「PDFを保存」を選択してPDFを作成した後、PDFをGoogleドライブに保存した上で、Googleドライブアプリを導入したパソコンやiPhone/Androidなどにそのファイルを同期し、プリンターの対応が進んでいるそれらChromebook以外の端末からプリンターを利用する(印刷する)という方法です(なお、書類やウェブページでなく写真などの印刷したい場合は、ChromebookのGoogleドライブに直接写真ファイルを移動して、パソコンやiPhone/AndroidからPDFを経由せず直接写真ファイルを印刷するほうが良いかも)。

「別の端末を利用するのは反則なのでは?」と思いつつ、「クラウドプリントは利用しない」、「PPDファイルは正式に単独利用用に配布されているPPDファイルのみを利用する」、という制限のもとではかなり有力なのは別端末利用だろう、というのが時間をかけていろいろ試行錯誤した結果でした。

印刷頻度がそこまで高くなければ、この方法がおすすめです(Chromebook、手強い)。

一方、今回やりたかったこととは前提が異なりますが、もし「Chromebookから頻繁に印刷したい」という場合には、サービス終了が近づいているGoogleクラウドプリントの利用や(終了後の対処はそのとき考える必要がある)、Chromebook(Chrome OS)にクラウドプリント以外の方法で対応しているプリンターを調べ、プリンターを買い換えるなどの対応を検討するのが良いのかも知れません。

いずれにしても、以前よりずいぶんとChromebookでの印刷環境は良くなったらしい、のですが、自動設定に非対応であったり、クラウドプリント以外の方法に対応していないプリンターの場合は、なかなか印刷一筋縄ではいかないぞ、という印象が残ったので、印刷周りはよく注意した方が良いと思います(Chromebookを購入済みで、プリンターを購入しようと考えている場合など)。

以下、試行錯誤

ここからは、試行錯誤を紹介していきます。

導入:印刷画面からはプリンターが選択できない

Chromeで閲覧中のページを右クリックして「印刷(P)...」を選択し、印刷画面を開きました。

しかし、プリンターで印刷するために「送信先」を切り替えようとしても、送信先候補に「PDFに保存」および「Googleドライブに保存」しか表示されず、ネットワーク上にあるプリンターが表示されませんでした

また、「もっと見る...」をクリックしてみても、結局送信先としてはその2つしか選択できず、プリンターの選択ができませんでした

失敗1:プリンターを自動追加できない

そこで、Chromebookの「設定」を開き、「詳細設定>印刷>プリンタ」を開きました

すると「プリンタをプロファイルに追加」という画面が表示されたのですが、ここにある「プリンタの追加」をクリックしても「名前」「アドレス」「プロトコル(インターネット印刷プロトコル(IPP))」「キュー(ipp/print)」などの入力欄が表示され、簡単には設定できないような表示となりました。

しかしそのダイアログを閉じてしばらく待つと、プリンターが検出されたためか、「プリタンの追加」のすぐ下に、「Canon MG7100 series」という項目が表示されました(※念のためこの時点でもう一度Chromeの印刷機能を確認してみましたが、そちらにCanon MG7100 seriesは表示されませんでした)。

そこで、検出されたプリンタの隣に表示されている「設定」をクリックしました。

ここでプリンターが「自動設定」に対応していればそのままあっさりとプリンターが設定に追加されてくれるはずなのですが、今回は「プリンタの詳細設定」画面が開き、次のように表示されてしまいました:

Canon MG7100 series を自動的に設定できませんでした。プリンタの詳細設定を指定してください。

自動設定失敗です。

失敗2:プリンターを手動設定できない(機種がない)

この失敗画面に表示される「メーカー」欄に「Canon」を選択してみたものの、「機種」欄に「Canon MG7130」が表示されず、設定を進めることができませんでした。

失敗3:プリンターの手動設定ができない(IPアドレス直接指定)

そこで、改めて「プリンタの追加」をクリックし、「IPアドレス設定入力でいけたりしないかな?」と以下の通り手動設定してみました:

  • 名前:Canon MG7130(手動追加)
  • アドレス:192.168.xx.xx
  • プロトコル:インターネット印刷プロトコル(IPP)
  • キュー:ipp/print

しかしすると再び「Canon MG71000 series を自動的に設定できませんでした」エラーになってしまい、同じ詳細設定画面が開いて機種が選択しに出てこない、という状態になってしまいました(認識はしてくれているけれど同じ理由で失敗、という雰囲気)。

失敗4:プリンターの手動設定ができない(PPDファイル配布なし)

ここでいろいろ調べてみたところ、OKIからは次のように詳細なChrome OS対応に関するドキュメントが公開されており、先ほどの設定画面にも登場していたPPDファイルが配布されており、PPDファイルを指定することでChrome OSに対応しているようでした。

この「PPD(.ppd)」ファイルは、先ほど紹介した「機種」の選択の代わりに利用できるため、このファイルさえメーカーから提供されていれば設定できそうです。

しかし、今回利用した「Canon PIXUS MG7130」のドライバを確認してみる限り、Linux向けのドライバダウンロードページに.ppdという単語が含まれているようにこそ見えるものの、Chrome OS用かどうかにかかわらず、直接PPDファイルとして配布されているものを見つけることはできませんでした

このあたり、案内されている手順以外のドライバの使い方はあまり気が進まなかったため、今後OKIのような.ppdファイルの単独配布がクラウド印刷終了に伴って進んだりしないかな、と期待しつつ、他の方法を探すことにしました。

失敗5:その他の試行錯誤

その後、プリンターのWi-Fi機能ではなくUSB接続でのプリンター追加も試してみましたが、結局機種を選択できず追加できない状況に変化はありませんでした。

また、方針を変更し、Windows PC経由での印刷を行うためにプリンターの共有設定などをしてみましたが、Chrome OSからWindowsの共有プリンタにアクセスする方法が解決できず、こちらも諦めてしまいました(Windows Serverが利用できたら、プリントサーバーを使う方法も試せたかも?)。

代替案:PDFに保存・ドライブに保存の利用

そこで方針を変更し、印刷画面で「PDFに保存」を選択して、別のWindows PCから印刷する方法を最後の手段として試しておくことにしました(WordやExcelを印刷したい、とかであれば印刷対象そのものをWindows PCに送っても良いけれど汎用性の高いPDF作成の確認。Chromebookを使っていると、できそうなことがうまく行かず、確認しておきたくなります)。

今回は事前にWindows側でGoogleドライブを同期する設定を行っていたため、印刷ダイアログの「送信先」を「PDFに保存」から「ドライブに保存」へ変更し、印刷を行ってみました(実際に押すボタンは「保存」)。

するとGoogleドライブのルート(どのフォルダ内でもない一番上のフォルダ)に.pdfファイルが作成され、自動的にファイルが同期されたWindows側からそのPDFを開き、簡単に印刷することができました。

これで一応、普段印刷をあまり使わず、たまに印刷する、といったときの対策はできました。

最近ではiPhoneやAndroidからの印刷も行いやすくなっているため、Windows PCやMacがない、という場合にも、iPhone/Androidからの印刷を試してみる、というのが良さそうです。

失敗6:Androidアプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を利用

ここでさらにWindows PC(別PC)を使わないで、Chromebook単体で印刷することを考えることにしました。

そこで試してみたのが、Playストアから、Android用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」をインストールする、という方法です。

現在Chromebook(Chrome OS)からGoogle PlayストアにアクセスしてAndroid向けアプリをダウンロード・インストールできるようになっているため、Android用アプリ経由で印刷できたりしないだろうか、といったチャレンジができます。

直接このアプリをプリンタドライバのように使う(印刷ダイアログ内に表示させる)ことはさすがに無理だったとしても、PDF指定での印刷はできるのでは?と考えました(ちなみに、画像をギャラリーアプリから開いて印刷した際も、同じダイアログが表示され、「PDFに保存」や「ドライブに保存」を選択できました)。

しかし、アプリをインストールするところまでは良かったものの、アプリを起動してもすぐに落ちてしまい、「PRINTが繰り返し停止しています」エラーとなってしまいました

ChromebookがAndroidアプリのインストールに対応しているとはいえ、どのアプリでも動くという訳ではないので、このあたりは注意が必要です。

失敗7:「Canon Print Service」アプリを利用

続けて、Canonの提供している別のAndroid向けアプリ「Canon Print Service」をインストールしてみました。すると、こちらのアプリはアプリが終了してしまわずに、起動することができました。

ただしこちらのアプリはそもそもこのアプリ単体で起動して印刷するアプリではなく、あくまで共有先として指定して利用するアプリであるため、さらに別途Playストアから「Adobe Acrobat Reader」をインストールしました。

「Adobe Acrobat Reader」の起動直後に表示されたログイン画面を右上のバツボタンで閉じ、「ファイル>このデバイス上」を選択して「端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセスをAdobe Acrobatに許可しますか?」が表示されたら「許可」をクリックしましたが、そちらにはうまく表示されなかったため、「ファイル>その他のファイルを参照」から先ほど作成したPDFファイルを選択しました。

すると「ファイルを開いています... Adobe Acrobat によって自動的に文書のローカルコピーが作成されます」が表示されたので「続行」をクリックしました。

PDFが開くと右上に共有ボタン(黒丸3つがくの字につながったマークのボタン)が表示されるので(これを狙っていた)、そのマークをクリックして、「コピーを共有」をクリックしました。

すると共有先に「PRINT」が表示されたので、そちらを選択しました。しかし結局アプリが落ちてしまいました。しかしよくよく確認してみると、こちらは最初にインストールしたアプリの方だったのでアンインストールし、再度チャレンジしました。しかし、共有先の候補として、「Canon Print Service」が表示されませんでした。これではどうにもなりません。

その後、実は「PDF」という印刷対象が悪かったのではないか、と思われる挙動がありました。それは、「ファイル」で画像ファイルを右クリックしたところ、「アプリケーションで開く」から「Canon Print Service」が選択できることに気が付いたからです。

するとアプリが起動したので、「端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセスをCanon Print Serviceに許可しますか?」に対して「許可」をクリックしたところ印刷ダイアログが表示されたのですが、表示されたその印刷ダイアログが結局Chromebookの通常の印刷ダイアログと同じで、「PDFを保存」と「ドライブに保存」しか選べない、というところへ戻されてしまいました。

さらにその後、Playストアからfirefoxなど別のアプリもインストールしてみたのですが、共有機能からの印刷、はうまく行きませんでした。

失敗8:Chromebookに「Linux」を導入する

現在最新版のChromeでは、「Linux」機能が搭載されています(デュアルブートなどではなく、普通にChromebookの設定画面から有効化することのできる機能です)。

そちらを利用して、Linux版のドライバをインストールしてみることにしました。

Linux(ベータ版)の有効化

まず「設定」アプリの「Linux(ベータ版)」タブから、「Linux」の「オンにする」ボタンをクリックします。

すると「ChromebookにLinux(ベータ版)」をセットアップが表示されるので、「次へ」をクリックしました。

Chromebook に Linux (ベータ版)をセットアップ

ウェブサイト、Androidアプリなどの開発に役立つツールをご利用ください。Linuxをインストールする際には 450 MB のデータがダウンロードされます。

すると「Username」の入力欄が表示されるので、Linux内で利用するユーザー名を設定し、「ディスクサイズ(推奨値の7.5GBのまま)」を設定したあと、「インストール」をクリックしました。

「Linuxをインストールしています... 」が表示された後、「この処理には数分かかることがあります。仮想マシンをダウンロードします... 」から「仮想マシンを起動します」まで進んだところで、次のエラーが表示されてしまいました。

Linux のインストール中にエラーが発生しました
仮想マシンの起動中にエラーが発生しました。もう一度お試しください

対応端末のリスト(Chrome OS Systems Supporting Linux (Beta) - The Chromium Projects)の中に「ASUS Chromebook C223」があるので非対応端末ではなさそうなのです。

そこで改めて「再読み込み」をクリックしてみたところ、「Linuxコンテナを起動します」まで進み、Linuxのコンソールが開き、Linuxのインストールが完了しました。

ちなみに「$ cat /etc/issue」を実行した結果は「Debian GNU/Linux 10 \n \l」で、Debian 10 であることが確認できました。

共有フォルダの作成

次に「$ sudo apt-get update」「$ sudo apt-get dist-upgrade」を実行し、アップデートも行っておきます。

さらにChromebook(Chrome OS)上のファイルにこのLinuxからアクセスしたいので、Chromebook側の「設定>Linux(ベータ版)>Linux」と開き、「共有フォルダを管理する」を確認すると、次の通り記載されていました:

共有フォルダは Linux では /mnt/chromeos にあります。共有するには、ファイルアプリ内でフォルダを右クリックし、[Linuxと共有]を選択します。

そこで、「ファイル」アプリで共有線用のフォルダを1つ作り、右クリックして「Linuxと共有」を実行しました。すると「/mnt/chromeos/...」のようなパスで、共有したファイルにアクセスできるようになりました。

Linux用ドライバのインストール

そうしたら、CanonのドライバページからOSとして「Linux」を選択し「PIXUS MG7130 IJ Printer Driver Ver. 4.00 for Linux」の「debian」側の「HTTPダウンロード」を行いました。

先ほど共有したファイルに「cnijfilter-mg7100series-4.00-1-deb.tar.gz」を移動して、そのディレクトリにcdした上で、Linux側から「$ tar zxvf cnijfilter-mg7100series-4.00-1-deb.tar.gz」を実行しました。

さらに「$cd cnijfilter-mg7100series-4.00-1-deb/」と移動した上で、「$ sudo ./install.sh」を実行したところ「$ sudo: ./install.sh: command not found」エラーになってしまったので、「$ chmod +x ./install.sh」を実行してみたものの「chmod: changing permissions of './install.sh': Operation not permitted」になってしまったので、改めて.tar.gzファイルを~にコピーした上で、「$ tar zxvf ...」および「$ cd ...」を行った上で、「sudo ./install.sh」を実行しました。

すると、「Package libpopt0 is not installed.」エラーが発生してしまったため、「$ sudo apt-get install libpopt0」を実行してみました。すると特にエラーなく終了したので、そのままもう一度「$ sudo ./install.sh」を実行しました。

しかし今度は「mkdir: cannnot create symbolic link '/usr/share/cups/model/canonmg7100.ppd': No such file or directory」エラーになってしまったので、「cups先に入れておく必要がある?」ということで「$ sudo apt-get install cups lpr」を先回り実行してみました。

こちらも正常に終了したため、そのままさらに「$ sudo ./install.sh」を実行しました。

すると「Register Printer」というインストーラーの画面が表示されたので、プリンターの電源を入れた状態で「Enter」キーを押しました。

ネットワーク接続を試す(失敗)

「Connection Method」が表示されると「1) USB 2) Network」が表示されたので、今回は「2」を入力してEnterを押しました。

すると「Searching for printers...」と表示された後「Could not detect the target printer」と表示されてしまったため、一度プリンターの電源を入れなおしてから改めて「Enter」を押して、再検索(Update)してもらいました。

しかしプリンターは検出できず、そういえば同じネットワークじゃないのかも、ということで、USB接続を利用してみることにしました。

USB接続で試す(失敗)

そこで、プリンターをChromebookに接続した後、「設定>Linux(ベータ版)>Linux>USBの設定」を開いて表示された「MG7100 series」を「オン」にして、Linux側からUSB接続されたプリンターが見えるようにしてみました。

そうした上で、一旦ctrl+Cでインストーラーを終了し、改めて「$ sudo ./install.sh」を実行し、今度は途中で「1) USB」を選択しました。しかしこちらもプリンターを検出することはできませんでした。

Android端末のみUSB接続をサポートしているようで、プリンターを接続する目的でUSB接続を利用することはできないのかも知れません。

Android devices are supported over USB, but other devices are not yet supported.

引用元

手動でプリンターを追加する(失敗)

ただし、プリンターのIPアドレスに対するpingは通ったので、手動でプリンターを追加してみることにしました。

「$ sudo service cups restart」を行った後、「$ sudo /usr/lib/cups/backend/cnijbe」を実行してみたのですが、プリンター一覧が表示されず、その後の「/usr/sbin/lpadmin」コマンドを利用したプリンターの手動追加に進むこともできませんでした。

IPアドレス直接指定とできれば、と思いつつ、結局backend/cnijbeを利用する手順しか分からず、困ってしまいました。

このあたりには、次の制限も関連してくるのかもしれません。

Can I access layer 2 networking?
Currently, no, networking access is only at layer 3 (i.e. IP).

引用元

こうしていろいろ楽しく随分と寄り道の多い試行錯誤したのですが、結局最初に紹介した代替案が現実的かな、というのが所感となりました。

その他の所感:Chromebook(Chrome OS)に対応しているプリンターを探す際の注意

対応OSに「Chrome OS」との記載があったとしても、「Googleクラウドプリントに対応している」ことをもって「Chrome OSに対応している」と案内されている可能性があり(以前のChromebookはクラウドプリントで印刷するのがメインでむしろそれで良かったようですが)、今後Googleクラウドプリントが終了した際にまた非対応状態になってしまう可能性があるため、自動設定や.ppdファイルでの対応ができているか、に注意しつつ選択することをおすすめします。このあたり、前述のようにメーカーによっては詳しいppdファイルや自動設定のことにも言及した案内を出してくれていたりするので、よく確認してみてください。

追記:Googleクラウドプリントの登録も失敗

その後、Googleクラウドプリントにプリンターを登録作業も試してみました。

しかし、プリンターのタッチパネルを操作して、登録用のQRコードが印刷された紙を出力する手順を試してみても次のエラーが表示されてしまい、登録を進めることができませんでした。

エラー
サーバーに接続できません
しばらく待ってからやり直してください

有線LAN接続にしてLANケーブルを抜いたときは次のエラーとなったため、また、「IJ Cloud Printing Centter」設定は登録情報の印刷まで進むことができたため完全なインターネットアクセス不能というわけではなさそうで、その後も原因を特定できず、でした。

エラー
ネットワークに接続できません
LANの設定とネットワーク設定を確認してください
しばらく待つと接続できる場合があります

また、他の登録方法を試そうと「chrome://devices」にアクセスしたものの、

デバイス

クラウド印刷のサポートは 12 月 31 日で終了します。詳細

としか表示されず、登録対象のプリンターが表示されないため、こちらの画面経由の設定もうまく行かず、となってしまいました。

参考

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