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【d払い】バーコードの読み取りがエラーになる・バーコードの読み取りに失敗する場合の対策について

docomo (268) d払い (13)

2020年11月28日に大幅リニューアル(バージョン4.0.0アップデート)が行われた「d払い」アプリにて、レジで表示したバーコードの読み取りがエラーになってしまい、支払いに失敗してしまう場合があります。

こちらに関して、システムトラブルなどとは別の原因でバーコードの読み取りに失敗してしまうケースが増えているようなので、その対処方法等について紹介します。

バーコードの読み取りに失敗する・読み取れない

d払いアプリの画面デザインが大きく変わったアップデート以降、レジでd払いアプリを提示してバーコードをスキャンしてもらったときにうまくバーコードを読み取ることができずに支払いに失敗してしまう問題の発生するユーザーが増えているようです。

原因の候補としては障害発生などもあるが...

バーコード決済アプリではよく、システム障害が発生し、一時的に支払いができなくなってしまう(バーコードが表示できないなど)が発生することがあり、「バーコードの読み取りに失敗する」というだけであればそういった可能性も考慮しておく必要があり、障害が発生していないかどうかも確認してみて欲しいのですが、現在増えているのは、アップデートの影響によるものと思われます。

背景

というのも、d払いアプリのアップデートにより、ホーム画面にQRコードが表示されなくなるとともに、ホーム画面に表示されるバーコードの大きさが変わり、バーコードのサイズ自体が変更されています

バーコードの読み取りやすさは、その長さ(横幅)やバーの細さ/太さ、高さ、余白などに左右されるため、今回の画面全体のレイアウトの変更の影響で、バーコードの読み取りやすさに何らかの影響が出ているものと思われます。

実際にアップデート前後のホーム画面でのバーコード表示を見比べてみると、左右の赤い領域が増えた分バーコードそのものの横幅が減少し、縦幅も狭く変更されたようです。

対策について

そのため、アップデート以降「d払いアプリの読み取りができなくなった」であったり、「レジでd払いのお客さんのスキャンをしようとした際にどうも失敗することが増えた」、といった場合は、バーコードをタップして(タップしてもらって)、画面に大きくバーコードを表示するモードに切り替えてから、バーコードを読み取ってもらう(読み取る)、もしくは、画面を明るくしてもらうなどして、よりバーコードを読みやすく表示するようにしてみてください。

バーコードをタップすると、ホーム画面で表示されているバーコードよりも横幅も縦幅も大きく表示されるとともに、ディスプレイも明るくなるため、読み取りやすさが向上します。

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