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Chromebookでファイルを開いたり、アプリ(ソフトウェア)をインストールしようとした際に、「このファイルはWindowsソフトウェアを使用するPC向けのもので、Chrome OSを実行するデバイスとは互換性がありません」というエラーが表示されてしまう場合があります。
「詳細」ボタンをクリックするとヘルプが開くのですが「ファイルを開く、保存する、削除する」というページが開くのみで、詳細がよく分からず、エラーが出る理由がよく分からない状態になってしまう場合があります。
このエラーが発生する原因や、一般的な対処法などについて、Chromebookの性質や特徴についてまだあまり把握できていない利用者(配布された、等)向けをメインに紹介します。
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「互換性がありません」エラー
ソフトウェアをインストールしようとしたり、アプリを起動しようとしたときなどに、次のエラーが表示されてしまう場合があります。
○○○○.exe
このファイルはWindowsソフトウェアを使用するPC向けのもので、Chrome OSを実行するデバイスとは互換性がありません。 [詳細]
[OK]
例えば、Microsoft Officeをインストールしようとして「OfficeSetup.exe」を実行した際などに表示されます。
エラーの意味
「Windowsソフトウェアを使用するPC」というのが「Windows PC」のことで、「Chrome OSを実行するデバイス」というのが身近な言い方をすれば「Chromebook」のことを指すため、次のように言い換えることができます。
このファイルはWindows PC向けなので、Chromebookとは互換性がありません。
原因
このエラーは、Windows向けのソフトウェアを、(それが実行できない)Chromebook上で起動しようとした場合に発生します。
基本的な対処法
実行しようとしたファイル(.exeファイル等)が、Chromebook上で利用するものとしては不適切であるため、そのソフトウェアの提供元がそのソフトウェアをどんなOS向けに提供しているのか(対応OSは何か)を確認してみてください。
対応OSの中に、WindowsでもMac(macOS)でもなく、「Chrome OS(=Chromebookに搭載されているOS)」が存在しているようであれば、そのChrome OS向けのインストール方法/利用方法についての案内に従うようにしてみてください(例:例えばZoomの場合は、Chromeアプリが提供されています)。
また、「Chorme OS」が対応OSに含まれていない場合は、少なくとも直接的にそのアプリやソフトウェアをChrome OSにインストールしてWindowsと同じように利用することはできない、ということになるため、別の手段や別のアプリ/ソフトウェアを探してみるようにしてみてください。
例えばMicrosoft Officeの場合はAndroid版アプリやブラウザ版が提供されており、通常のWindowsにインストールできるバージョンより機能が大きく限定されますが、Chromebookの場合はそれを直接利用することができないため、そういった別の手段に頼ることが基本となります。同じOffice系ソフトウェアとしては、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントなどのExcelやWordファイルを読み込める代替ソフトの利用を検討することもよく行われます。いずれにしてもWindowsから利用していたときと機能は変わってしまうため、注意が必要です。
付録:英語設定の場合
This file is designed for a PC using Windows software. This is not compatible with your device which runs Chrome OS. [Learn More]
[OK]
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