スポンサーリンク
Windows 10ユーザーは、Windows 11への無償アップグレードを利用することが可能です。しかし、この無償アップグレードには期限があり、今後いつまでも無償アップグレードできるというわけではない、ということが発表されています。
今回は、そのアップグレード可能期間の終わり、について紹介します。
スポンサーリンク
Windows 11には無償アップグレードが可能
Windows 10 PCを利用中で、かつ、Windows 11 に対応しているPCであれば、Windows 11へ無料でアップデート(アップグレード)することが可能です。
このことは、Windows 11関連のニュースの中でもしばしば案内されていることです。
また、Windows 11公式ページからリンクされている「よくある質問」の中の1つとしても、次のように案内されています。
Windows 10 から Windows 11 へのアップグレードにはいくらかかりますか?
無料です。
(引用元)
いつまで無償アップグレードできるの?
しかしその一方で、無償アップグレードの期限については、触れられることが少ないのではないかと思います。
こちらについても実は、前述の「よくある質問」の中に用意されています(※この「よくある質問」はクリックして開く開閉式であり、その項目数は現時点で29個もあり、さっと目を通すだけだと気が付きにくい)。
その内容は次のとおりです:
無料のアップグレードが可能な期間はいつまでですか?
対象となるシステムに対する無料アップグレードに特定の終了日は設けていません。しかし、Microsoft は無料アップグレードに対するサポートをいずれ終了する権利を留保します。この終了日が 2022 年 10 月 5 日より前になることはありません。
(引用元)
ここでは冒頭、「終了日は設けていません」としています。しかし続きを読むと、それは「終了日がない」という意味ではなく、今後終了日が定められる可能性があり、それは少なくとも2022年10月5日以降である、ということが分かります。
これを言い換えると、2022年10月5日までは必ずアップグレードを無償で行うことができるということとなります。
絶対に無償アップグレードしたい場合の期限について
したがって、絶対に無償アップグレードをしたい、と考えるのであれば、最初の境目は2022年10月5日になります。ただしこの期限自体はもっと先となる可能性があり、むしろ発表されるまではもっと先となる事のほうが標準のような書かれ方でもあるため、過剰に急ぎすぎないよう、注意が必要です。
その一方で、現時点でWindows 10のサポート期限は2025年10月14日と発表されています。それが延長されない限りアップグレードすべきはそれよりも前、ということとなるため、無償アップグレードを先延ばしするとしても、その上限は2025年10月14日まで、と考えておくのが良さそうです。
しかしいずれにしても、無償アップグレードの期限については今後発表されて確定されるものですし、Windows 10のサポート期限も延長される可能性がないわけではないため、しばらくWindows 10の利用を続けるものの、いずれは無償アップグレードでWindows 11にしたいと考えている場合は、今後のMicrosoftからの発表を気にしておくと良いかも知れません。
注意:「有効期限」との誤解に注意
なお、このあたりの「無償アップグレード期限」の話に対して「期限」の話が登場すると、「アップグレードした後、Windows 11が使えるのがその日まで」のように、Windows 11の有効期限のように捉えてしまう場合があります。
しかしそれは誤解であり、ここで言われている期限はあくまで「いつWindows 10からWindows 11にアップグレードするか」という話であり、一度Windows 11へアップグレードしてしまえばその無償アップグレードの期限は関係なくなり、Windows 11のサポート期限に従うこととなります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク