【ChatGPT】「Something went wrong. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.」の意味や原因・対策について

チャットAIとして話題の「ChatGPT」の利用中、送信した質問に対して、次のエラーが回答の代わりに表示されてしまう場合があります。

Something went wrong. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.

そしてこの表示になって以降、チャットの入力欄が表示されず（消えてしまい）、「There was an error generating a response」とだけ表示され、チャットを送信することができなくなってしまいます。

※なお、エラーメッセージをコピーすると先頭にビックリマーク（!、エクスクラメーションマーク）がついて、「! Something went wrong. If this issue persists please contact us through our help center at help.openai.com.」となる場合があります。

この英語のエラー（２つ）をそれぞれ簡単に日本語にすると、次のような意味となります。

何らかのエラーが発生しました。エラーの発生が続く場合は、help.openai.comから利用できるヘルプセンターを利用して、問い合わせを行ってください。

回答の生成中にエラーが発生しました。

いずれもエラーの詳細や発生原因については言及しておらず、重要な情報は得ることができません。

このエラーの発生する典型的な原因は、ChatGPTのページを開いたブラウザのタブが長時間開いたままとなっていた、というケースです。

ChatGPTでは、長時間タブが開いたままになっていると、チャットの送受信がエラーになる状態（タブが自動ログアウトしてしまいアクセス拒否されるような状態）となってしまい、その状態になって以降に質問を送信すると、その質問に対する回答を取得しようとする通信がエラーとなり、結果、「Something went wrong」エラーが表示されてしまうようです。

このときコンソールにも、アクセス拒否を示す403等のエラーが記録されます。

Failed to load resource: the server responded with a status of 403 ()

API error https://chat.openai.com/backend-api/accounts/check

したがって、何か端末や利用しているインターネット回線の問題、というわけでもなく発生することの多いエラーです。

そのため、このエラーが発生してしまった場合は、ページの再読み込み（リロード）を試してみてください。

ログイン画面が表示された場合は再度ログインを行い、「人間であることを確認します」などの確認が表示された場合はそちらをクリックし、再度ChatGPTの画面に入ることができます。

するともう一度チャットの入力欄が表示されるので、再度チャットの送信を行ってみてください。

それでも「Something went wrong.」エラーが発生してしまう、という場合には、ChatGPTのサービス側で障害が発生していることも考えられるため、障害情報を確認してみてください。

• 参考：ChatGPTの障害情報（公式）を確認する方法

その他、現在利用中のブラウザの設定や拡張機能など特有の問題が発生していることも考えられるため、シークレットウィンドウ／プライベートモードなどでChatGPTを開いてログインしてみて正常利用できるかどうかを試したり、現在利用しているブラウザがChromeの場合はEdgeやFirefoxなどを、Safariの場合はChromeなど、別のウェブブラウザアプリの利用を試してみてください。

なお同様のケースにおいて、GPT-4がリリースされた3月15日より少し前の3月12日頃までは、「Something went wrong.」の代わりに「An error occurred.」というのが表示されるエラーメッセージでした。

3月13日頃より、エラーメッセージが変化した模様です。

• 関連：【ChatGPT】「An error occurred.」エラーで返信が来ない・使えない原因や対策について