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Android版マイナポイントアプリでマイナンバーカードを読み取る際に、「ICカード通信制御エラー エラーコード:E0008 詳細コード:00210026 内容:ICカードへのコマンド送信に失敗しました。 Exception:jp.go.jpki.mobile.utility.JPKIMobileException」エラーが表示されてしまい、読み取りに失敗してしまう場合があります。
今回の記事では、このエラーの原因や、「コマンド送信」の意味、対策などについて紹介します。
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ICカード通信制御エラー(エラーコード:E0008)
Android版マイナポイントアプリにて、マイナンバーカードを一度スキャンしてから電子証明書のパスワードを入力した際に、次のエラーが表示されてしまう場合があります。
ICカード通信制御エラー
エラーコード:E0008
詳細コード:00210026
内容:ICカードへのコマンド送信に失敗しました。
Exception:jp.go.jpki.mobile.utility.JPKIMobileException
原因
このエラーの発生原因は、パスワードを入力した後に、そのパスワードを使ってマイナンバーカードと通信しようとしたのに失敗してしまった、というものです。
どういうことかというと、Android版のマイナポイントアプリでは、(1)マイナンバーカードを読み取る、(2)パスワードが入力されたら、(3)それを使ってすぐさまマイナンバーカードを読み取る、という、パスワード入力の「前」だけでなく、「後」にもマイナンバーカードをスキャンするため、最初に読み取ってから、パスワードの入力を終えて、最後の通信を行うまで、マイナンバーカードにスマートフォンをかざし続けていなければならないのです。
※なお、iPhone版のマイナポイントアプリは、先にパスワードを入力してから、一度の読み取りだけで読み取りが完了するため、同じ問題は発生しないようになっています。
対策
このことを知らずに、パスワードの入力画面が出た時点で、マイナンバーカードをスマートフォンから外してしまうと、パスワード入力後にこのエラーが表示されてしまいます。
そのため、パスワードが入力されてもマイナンバーカードを動かさず、ずっと読み取り状態にしたまま、パスワードを入力するようにしてみてください。
「コマンド送信」とは
マイナポイントアプリは、マイナンバーカードの電子証明書のパスワードが入力されると、そのパスワードを使って、電子証明書の情報を取得しようとします。
その取得作業のことが「コマンド送信」であり、「コマンド」と呼ばれるマイナンバーカードに対する「命令(この証明書を読み取らせてください、パスワードはこれです、のようなもの)」を、マイナンバーカードに対して送信しようとした、けれども、既にマイナンバーカードをスキャンできない状態になっており、送信相手不在で送信できなかった、といったような意味合いです。
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