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iOS14.3アップデート以降、AppStoreの各アプリページに新しく「Appのプライバシー」という項目が追加されました。
この変更は、iOS14.3へのアップデート以降はじめてAppStoreを起動した際に「Appのプライバシーに関する詳細」として案内されている機能に対応するものです。
この「Appのプライバシー」を確認した際に、アプリによっては「詳細が提供されていません」に続けて「デベロッパは、次のAppのアップデートを提出するときに、プライバシーの詳細を提供する必要があります」と表示されている場合があります。
この表示の意味合いについて紹介します。
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「Appのプライバシー」が追加
iOS14.3へのアップデート以降、AppStoreに掲載されているアプリの詳細画面に「Appのプライバシー」という項目が追加され、その中で「ユーザのトラッキングに使用されるデータ」や「ユーザに関連付けられたデータ」などの各項目を確認できるようになりました。
それぞれ「連絡先情報」「位置情報」「連絡先」「閲覧履歴」など、対象のデータを確認することができる表示です。
「詳細が提供されていません」表示
しかしアプリによってはそれらの表示の代わりに「詳細が提供されていません」と表示される場合があります。
詳細が提供されていません
デベロッパは、次のAppアップデートを提出するときに、プライバシーの詳細を提供する必要があります。
※英語設定の場合はこちらり:
No Details Provided
The developer will be required to provide privacy details when they submit their next app update.
どういう意味?
今回表示が開始された「Appのプライバシー」に表示される内容は、このアプリの開発者(=デベロッパ)が掲載内容を事前に「提出」していたものが元となっています。
そのため、その提出がまだ完了していないアプリについては「詳細が提供されていません」と表示されます。
そしてその続きの「次のAppアップデートを提出するときに、プライバシーの詳細を提供する必要があります」の意味ですが、これは「Appのプライバシーに掲載する内容を提出しなければ、開発者がアプリの最新版(アップデート)をAppStoreに掲載することができない」ことについて説明しており、その内容自体はユーザーに何か操作が必要という話ではなく、開発者(デベロッパ)側にそういった作業が必要になることを説明しています。
特に、「ユーザー側が何かをしなければアップデートできない、できなくなる」といったことになる訳ではないので注意してください(※開発者側は、AppStoreに提供する側として、まさにそれに近い状態といえます)。
なお、プライバシーポリシー自体は別途用意されているので、「ここに表示されていないからプライバシーに関する詳細が分からない」という場合には、「デベロッパプライバシーポリシー」リンクからプライバシーポリシーを確認するようにしてみてください。
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