情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【ChatGPT】日本語で質問するコツや注意点について

ChatGPT (143)

チャット型のAIとして話題の「ChatGPT(チャットGPT)」は、日本語で質問を送信し、日本語の回答を返してもらうことが可能です。

そのような日本語利用を行っているユーザー向けに、日本語を利用する場合のコツ・ノウハウを紹介します。

ChatGPTは日本語で利用することが可能なチャットAI

「ChatGPT(チャットGPT)」は、画面のボタン等の表示は英語となってしまうものの、日本語で質問することが可能で、回答も日本語で返してもらうことが可能です。

続きを要求する(途切れてしまう場合)

しかし日本語で質問して日本語での回答を待っている場合に、回答が途中で途切れてしまう場合があります

この「途切れる」現象が発生した場合は、「続き」と送信する方法などで途中から続きを回答するように指示すると、再度質問を行い直すよりも、早く回答全体を得られる場合があります(やり直しても同じ場所で途切れてしまう等)。

回答の言語を指定する(通常は不要。英語で回答されてしまう場合)

日本語で質問したのにも関わらず回答が英語で表示されてしまう場合があります。

そうした場合には、「日本語で教えて」のように、英語で表示されてしまった回答を日本語に切り替える指示を行うと、日本ご回答を得ることが可能です。試してみてください。

適宜「日本語で」と入れる

場合によっては、回答が一部だけ英語で表示されてしまう場合があります。

例えば、文章全体は日本語で表示されるものの、固有名詞(何かの作品名など)だけ英語で表示される、といったことが発生します。

そうした場合は、英語で表示されてしまったものに対して「○○を日本語で教えてください」のように、明示的に日本語を指定すると、その部分を日本語に直した結果を返して貰えるようになります。

「日本の」と入れる

日本語で質問しても、その回答が英語(アメリカ/US)向けの内容となっている場合があります。

そのため、回答の内容が日本の内容なのか、それともアメリカの場合の話を日本語に翻訳しただけの回答内容なのかを見極めると同時に、場合によっては「日本語のことを質問している」ということを明確に示すために、「日本の場合、○○は…」のように、日本のことについて質問している、ということを明確に示した上で質問することも試してみてください。

※日本語で説明するだけで自動的に「日本の場合」の話をしてくれる場合も多くあります。

翻訳サービスを挟んで利用する(返答が遅い場合)

日本語で質問を送信した際に、なかなか回答が表示されない、回答の表示に時間がかかる、という場合があります。

この場合、実は日本語で質問を行っていることが原因となっている、つまり、日本語ではなく英語で質問すればもっと早く回答が得られる場合があります。

しかし英語で質問できないから英語で質問しているんだ、という場合には、考えた日本語の質問を翻訳サイト・翻訳サービス等(DeepLなど)で英語に翻訳してからChatGPTに送信し、英語で返ってきた回答をまた日本語翻訳にすることで、回答の待ち時間を短縮できる場合があります(回答が長く、待ち時間が非常に長くなり安い場合)。

また、日本語で質問していたものの、一応英語で質問を書くこともできます、というような場合には、英語で質問すると、より早く回答が得られるという点でおすすめです。

文字数を確認する

現在のChatGPTでは、「400文字以内で書いて」のように指示しても400文字を超えてしまうなど、文字数指定が守られていないケースが発生しがちです。

そのため、文字数を指定して回答を作成してもらった場合には、改めて文字数を確認しておくのがおすすめです。

文字数制限をオーバーする場合には、文字数制限を厳しく(少なく)伝えてみるなどの調整も試してみてください。

ページ翻訳機能を使用しない

Chromeブラウザなどに搭載されている、ページ全体を自動翻訳してくれる機能(「日本語に翻訳」機能など)を利用していると、ChatGPT全体が「アプリケーションエラー」となり動作しなくなってしまう場合があります。

ページ翻訳の機能を利用しなくてもChatGPTは日本語で受け答えしてくれるので、ページ翻訳は動作を安定させるためにも、使用しないで利用するのがおすすめです。

使用する場合も、ChatGPTの動作がおかしくなった場合は、ページ翻訳機能の影響かも、と考えて、翻訳機能をオフにしてやり直してみるようにしてみてください。

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