情報科学屋さんを目指す人のメモ

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iPhoneのChatGPTアプリをインストールできない原因と対策(「iOS16.1以降が必要です」「このアプリケーションにはiOS16.1が必要です」エラー)

ChatGPT (143)

本日2023年5月26日、ChatGPT(チャットGPT)のiPhone向け(iOS向け)公式アプリが日本向けにリリースされました

このアプリをインストールしようとしても「このアプリケーションにはiOS16.1が必要です」のように表示され、インストールできない問題が発生するユーザーが多く発生している模様です。

この問題が発生した際の原因や対策について紹介します。

ChatGPTのアプリがインストールできない

本日2023年5月26日朝、ChatGPTの公式iPhoneアプリが日本向けにリリースされました。

日本のAppStoreからもインストール可能となっています。

しかしこのアプリをインストールしようとしたユーザーの間で、次のエラーが表示されてしまいログインできない問題が発生しています。

このアプリケーションにはiOS 16.1が必要です。
アプリケーションをダウンロードして使用するにはiOS 16.1にアップデートする必要があります。

[OK]

またそのとき、アプリストアのChatGPT公式アプリの個別ページには、

IOS16.1以降が必要です

と表示されます。

原因

このエラーが表示されてしまいインストールできないのは、iPhone本体のソフトウェアが、iOS16.1未満、iOS16.0や、iOS15、iOS14等であることが原因です。

ソフトウェアアップデートを長い間行っていなかったり、古いiPhone端末を利用していてiOS16へのアップデートが実施できない場合などに、この問題が発生します。

対策1:ソフトウェアアップデートを行う

ひとつの基本的な対策としては、iOS16.1以降にソフトウェアをアップデートする、という方法があります。

「設定」アプリを開き、「一般」から「ソフトウェアアップデート」へ進み、「ダウンロードしてインストール」をタップすることで、アップデートを行うことが可能です(現在の最新版は「iOS16.5」です)。

アップデートを行った後であれば、ChatGPTアプリをインストールすることが可能です。

対策2:iPhoneを機種変更する

しかしソフトウェアアップデートを行っても、iOS16.1以降のバージョンにアップデートできない場合があります。

これは、古いiPhoneの場合、古いiOSのバージョンまでしかアップデートできない制限があるためです。

ソフトウェアアップデートを行ってもiOS16.1以降にアップデートできない、という場合には、利用しているiPhone端末がどのバージョンまでアップデート可能なのかを確認し、場合によってはiOS16.1以降に対応したiPhoneへの機種変更を行うことも検討してみてください。

※iPhone 7やiPhone 6などの端末はiOS16に対応していません。

対策3:ブラウザ版ChatGPTを利用する

そのようなインストールに必要なアップデートや端末の用意ができない場合は、アプリをインストールしてChatGPTを利用するのではなく、ブラウザ版のChatGPTを利用する、という方法があります。

既にChatGPTを以前よりブラウザ版で利用していた、という場合には意味のない話となってしまいますが、単にChatGPTを利用してみたい、という場合には、アプリ版の利用を諦めて、従来よりアプリ不要で利用できるブラウザ版を利用することも検討してみてください。

ブラウザ版の利用方法は、次のページで紹介しています:

参考

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