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【ドコモ通信障害】「接続できませんでした」エラーで電話できない、アンテナが0本になる、圏外表示になる等の障害発生中(ドコモ公式による障害情報の掲載について追記)

docomo (266) 障害情報 (1611)

追記:2022年7月19日午前9時頃より、docomoユーザーの間で「電話が繋がらない」「電話がかからない」などの声が急増しています。今回これがいわゆる「障害」と呼ばれるタイプの問題なのか、それとも何らかの一時的な混雑等によるものなのか、現時点では判断できませんが、「電話が繋がらずに切れてしまう」という場合は、何度かかけ直してみたり、別の電話機(できれば別のキャリアの回線)からかけ直す、別の連絡手段を利用する、なども試してみてください。

本日2021年10月14日17時20分頃より、docomo回線ユーザーの間で、5Gや4Gの電波が掴めず電波が立っていない表示や圏外表示になってしまったり、電話しようとしても「接続できませんでした」となってしまい電話をかけることができない問題の発生するユーザーが急増しています。

この影響で現在、「ドコモがつながらない」「通信障害が起こってる?」などの声が増えており、Twitterでも「docomo通信障害」がトレンドになるなど、大きな影響が発生している模様です。

この問題について紹介します。

docomoがつながらない

本日2021年10月14日17時20分頃より、docomoの4G回線や5G回線に接続できず(アンテナが表示されない、圏外表示、検索中表示、普段発生しない3G表示になる、等)、電話しようとしても電話番号の下に「接続できませんでした」とだけ表示(iPhoneの場合)されてしまい電話ができない、「電話を発信できませんでした。後ほどお試しください。」エラーや「緊急通報以外は発信制限が設定されています。」エラー、「モバイルネットワークが利用できません。」「通話できません。」エラーなどが表示(Androidの場合)され電話ができない、等の問題の発生するユーザーが急増しています。

また、ahamoユーザーからも同様の問題報告が急増しています。

Androidユーザーの間では、「モバイルデータサービスのブロック」通知や「音声通話サービス停止」通知が表示されたり、といった現象も発生しています。

障害発生中

現在、多くのユーザーの間でdocomoの電波に関する問題報告が急増していることから、docomoの回線において何らかの大規模な障害が発生してしまっているものと思われます。

対策について

そのため、電話ができない場合については、他の連絡手段を試してみるなどしつつ、復旧するのをしばらく待つようにしてみてください

追記:障害発生が告知

その後、docomo公式の「重要なお知らせ(通信障害等)」にといて、次の通り、音声通話・データ通信サービスが利用しづらい現象が発生しているとの告知の掲載が開始されました:

現在、ドコモの音声通話・データ通信サービスがご利用しづらい事象が発生しております。

1.発生日時 
2021年10月14日(木曜)午後5時0分頃
2.対象サービス 
確認中
3.原因 
確認中
4.復旧見込み 
確認中

引用元

復旧の見込みについては改めてお知らせ、とされており、現時点で復旧見込みの情報は掲載されていません(17:57確認)。

追記:影響エリアが全国であることが追記

18:53に改めて告知を確認したところ、「午後6時30分時点」として、「5.影響エリア 全国」との追記が行われていることが確認できました。

今回の通信障害は関東のみで発生している、といった局所的なものではなく、全国的に発生している障害のようです。

なお、現時点でも復旧見込みは「確認中」とのことです。

ただし、問題が続いているユーザーも多くいる一方で、既に復旧したユーザーも増えていることから、復旧予定に関係なく、復旧していないかを定期的に確認してみると良いかも知れません。

追記:復旧したとのニュース後も復旧していないとの報告多数

その後、「復旧した」とのニュースが流れたものの、その後も「まだ復旧していない」との報告が多くある状況となっています(2021年10月14日20時30分現在)。

現在もドコモ公式サイト上は復旧告知等が行われていない状況であるため、もうしばらく復旧や復旧見込み情報の案内等を待つようにしてみてください。

追記:通信障害の原因は「ネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳」

その後、復旧報告(ただし順次回復中であり繋がりにくい問題は発生中)および、障害発生の原因が追記されました。障害発生の原因は、「ネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳」とされています。

かなり専門用語が並ぶ説明が記載されていますが、簡単に用語を説明すると、「ネットワーク工事」は、ドコモ側が行う何らかのネットワークに関連する作業(工事)のことを指し、「切り戻し」とは、その作業の完了後に問題が見つかったり、作業中の問題が発生したりした場合等に「元に戻す作業」のことを指します。

また、後半部分の「信号量増大」は、何らかの通信の量が増えたことを指し、一番難しい「ネットワーク輻輳」とは、簡単に言うと、通信量の極端な増加などに伴って発生するような「混雑」によって問題が発生している状態のことを指します。

したがって、それらをつなげると、「ネットワークに関連する作業で発生した問題に対処しようとして、一度作業内容を元に戻したところ、その変更の影響で急に通信量の増加が発生し、その結果極端な混雑が発生したことが原因」のような意味となります。

その混雑にユーザーのその他の通信も巻き込まれたり影響を受けるようになったため、つながりにくい状態となってしまったようです。

追記:午前5時5分に4G/5Gの回復

復旧報告がその後「2021年10月15日午前8時20分現在」としてアップデートされ、その中で、4G/5G回線についての復旧は午前5時5分であり、3G契約については現在も継続して対応中との案内が行われました。

その後、通信が混み合うことによって、一部のお客さまにおいてつながりにくい事象が発生しましたが、本事象についても、5G・4Gでは10月15日(金曜)午前5時5分にすべて回復いたしました。
3Gについては現在も一部でご利用しづらい状況が発生しており、引き続き復旧に向けて対応を行っています。

引用元

4G/5Gに限っても、当初の問題発生から約12時間経過しての回復、となったようです。

関連:ahamoやその他の格安SIMでも同様の問題が発生中

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